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狭いのにアイランド? 常識を覆すタイニーハウスの「コンパクトキッチン」開発秘話

私たちの手掛ける「タイニーアーキ」では、限られたスペースを最大限に活かすためのコンパクトなキッチンを、オリジナルの規格商品として開発中です。試行錯誤を繰り返す中で、一つの結論にたどり着いたのが、なんと「アイランドキッチン」です。

タイニーハウスを「トラックに載せる」という前提から、部屋の幅は内寸で2.2mが上限。この狭さでアイランドキッチンを導入すれば、通路が二分されて効率が悪くなるのでは? と思われるのが当然でしょう。正直、企画当初、私自身も予定にはありませんでした。

狭さを逆手に取った「兼用」という最適解

しかし、一人暮らしの大人に限定するなら、常識を覆す効率の良さが見えてきました。

鍵は「兼用」「動線」です。

  1. 高さと用途を「兼用」:キッチンとダイニングテーブルの高さを85cmに揃えることで、調理台と食事の場を兼ねる仕様に。
  2. 動線の最適化:一人暮らしのため、複数人での動線交差がなく、通路幅が狭くても問題ありません。キッチンと背面の棚の間はわずか60cm。これは飲食店の厨房でも見られる、効率を重視した寸法です。

結果として、狭い空間でも機能的なアイランドキッチンが実現しました。自炊を心から楽しみたい方には物足りないかもしれませんが、「これで十分」というシンプルなライフスタイルを求める層、特にZ世代の方々には響く規格だと感じています。

圧迫感をゼロにするスケルトンな収納

容積的に狭い空間では、収納も工夫が必要です。上部の吊戸棚には、20mm角のスチールフレームで枠を組み、棚板だけを設けた「スケルトン」なデザインを採用しました。

これは、すでに親友のリノベーションで効果を検証済み。視線を遮らないため、空間の圧迫感が劇的に緩和されます。

奈良から東京へ!マイノリティの声に応える

このコンパクト規格は、もしかすると「奈良よりも東京の方がウケる」ものかもしれません。しかし、奈良では誰もやらない規格だからこそ、私たちは突き進みます。マイノリティの方々に「これだ!」と感じてもらえたら、それで十分なのです。

タイニーアーキは、常識にとらわれない発想で、豊かなコンパクトライフを提案し続けます。続報にご期待ください!

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