以前、私は「タイニーハウスなのにアイランドキッチンを採用する」という少し変わったプランについてご紹介しました。
単身者利用を前提とし、卓上IHを採用することで調理スペースを固定しない。さらに大掛かりなレンジフードを設置せず、天井換気扇のみで対応するという発想です。
そんな中、先日ひとつ興味深い商品を見つけました。
それが富士ホールディングス株式会社の「クーキレイ」です。


クーキレイは照明と空気清浄機能を一体化した商品で、「ステルス家電」や「スペパ(スペースパフォーマンス)家電」とも呼ばれています。
一般的なレンジフードのように大きなダクト工事は不要です。もちろん換気設備ではなく空気清浄機能を持つ商品ですが、空間をできるだけシンプルにしたいタイニーハウスとの相性は非常に良いと感じました。
タイニーハウスの設計を考えていると、「住宅とはこういうもの」「キッチンとはこうあるべき」という固定観念に何度も向き合うことになります。
しかし、住宅が小さくなるほど、その“当たり前”を見直す価値が大きくなります。
・本当に大きなレンジフードは必要なのか
・本当にキッチンの位置は固定でなければならないのか
・本当に家電は家電らしく見える必要があるのか
こうした問いに対して、新しい発想で開発された商品が少しずつ増えてきています。
「当たり前を疑う」
これはタイニーハウスの設計そのものにも通じる考え方です。
これまで大きな住宅向けに作られてきた設備や建材だけでなく、新しい価値観から生まれた商品たちが、これからのタイニーハウスをさらに面白くしてくれるのではないかと思います。
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